電話、ファクシミリ、ラジオ、テレビ、音声再生等の通信には、アナログからデジタル(またはデジタルからアナログ)への信号交換が必要であり、特別の装置がそれらの必要なアナログ処理をしてきました。現在、通信と情報技術の収束により、初期信号は、アナログ世界から直接サンプリングされて生成され、デジタル化することが多くなっています。情報は、レシーバーまでずっとデジタル化されたままであるため、アナログ装置がどのポイントで作動し、変換されているのは分かっていません。
様々な経緯を経て、ハードウェアとソフトウェアは、全ての通信をデジタルとして取り扱うように進化してきました。音声がデジタル化され、パケットとして送信される時、幅広いボイス オーバー インターネット プロトコル(VoIP)が受け入れられたことが裏付けになっていました。DVDの画像情報のデジタル保存は、もちろん、しばらくの間、用いられていましたが、DVDプレーヤーの価格低下に伴い、従来のビデオカセット レコーダー(VCR)が市場から消えています。
このような変化は、機器デザイナーにとって大きな課題であり、また材料サプライヤーにとっても大きな課題となります。デジタル装置の小型化によって持ち運びが可能になり、電話でもPDAでも、音楽プレーヤーでもカメラでも、持ち運びができるのです。携帯と収束という2つの要素に促されるように、機器デザイナーは今まで以上に、機械的強度、軽量、絶縁(または導電)および正しい機能に必要な絶縁性質を提供するプラスチック材料に頼るようになってきました。デザイナーは、短時間で、新しいコンセプトとデザインをマーケットに提供することも必要になっています。
このダイナミックな環境が、セラニーズ社がカスタマーの要望にお応えする後押しをしています。Vectra®液晶ポリマー(LCP)、Fortron®PPS、Celanex®PBTおよびHostaform®/Celcon®ポリアセタール(POM)は高性能エンジニアリングプラスチックで、セラニーズ社は、今日そして明日の機器デザイナーのニーズに答えします。セラニーズ社のエンジニアリングプラスチックはリサイクル可能で、再生不可能な熱硬化性樹脂とは異なります。さらに、セラニーズ社は、より安全な無鉛はんだ付けで見られる高温リフローはんだ付け温度に耐える材料を提供します。