ビルディング アンド コンストラクションと言えば、汎用プラスチックを考えがちですが、ここでは予想できない方法で、セラニーズ社のエンジニアリングプラスチックの優れた性質に触れたいと思います。実際の建物では、リニアル(lineal)と呼ばれるリニア押出し製品が木材に取って代わる用途があります。このような用途には、窓枠、ドア枠、甲板の欄干等が含まれ、セルストラン®長繊維強化熱可塑性樹脂(LFRT)のビニル張りリニア押出によって十分な対応をすることができます。ある生産例として、メンテナンスがいらない10フィートボートの甲板の欄干がセルストランLFRT製であることが挙げられます。この用途では、40%がガラス強化ABS樹脂の押出構造になっています。これは、ポリ塩化ビニルとの同時押出しクラッドです。
建物内では、セラニーズ社のエンジニアリングプラスチックを使用したその他の使用例として、耐燃性セラネックス®PBTから作られた耐衝撃性壁コンセント、セルコン®/ホスタフォーム®ポリアセタール(POM)のひだのあるカーテンやブラインド、およびバンダー®ポリエステル アロイから作られた家具部品があります。