世界的な化学・特殊素材企業であるセラニーズ・コーポレーション（NYSE: CE）は本日、現在セラニーズの最高執行責任者（COO）であるスコット・リチャードソン氏が2025年1月1日付で最高経営責任者（CEO）に就任し、取締役会に加わることを発表しました。リチャードソン氏は、セラニーズの会長兼CEO兼取締役を本年末で退任するロリ・ライヤーカーク氏の後任となります。セラニーズは、2013年からセラニーズ取締役会の社外取締役であるエドワード・ガランテ氏を、ライヤーカーク氏の退任に伴い取締役会長に選出しました。 セラニーズでの20年にわたる勤務の中で、スコット・リチャードソン氏は、最高執行責任者（COO）、最高財務責任者（CFO）、セラニーズの主要な事業であるグローバル・エンジニアード・マテリアルズ（EM）およびアセチル・チェーン（AC）事業を監督する指導的地位など、多くの重要な経営管理の役割を務めてきました。リチャードソン氏は、価値を創造するため戦略的に協働するEMとACのオペレーティング・モデルの構築と導入に深く関与しました。 「セラニーズの次期最高経営責任者（CEO）に選任されたことを大変光栄に思い、この責任を私に託してくれた取締役会に感謝しています。」とリチャードソン氏は語りました。「セラニーズは、困難な時期であっても粘り強く実行することで知られており、株主、顧客、従業員、パートナーのために価値を創造するための重要な要素をすべて備えていると確信しています。私は、コスト構造の改善やキャッシュ創出への絶え間ない努力など、今日の課題に照らして必要とされる変革を推進することに全力を尽くしています。行動計画を実行し、コントロールできるものをコントロールすることで、セラニーズの大きな上昇ポテンシャル、弾力的なフリーキャッシュフロー、長期的な価値創造を活用できるような体制を整えていきます。」 「CEOとして2019年からセラニーズを率いたことは、私のキャリアの真のハイライトであり、共に成し遂げたことを誇りに思います。」とライヤーカーク氏。「スコットは実績ある経営者であり、当社の事業全般にわたる深い専門知識と新たな視点をCEOの職務にもたらすでしょう。彼がチームと協力し、さらに強力なセラニーズを築くために何を成し遂げるかを楽しみにしています。」 セラニーズ取締役会の主席社外取締役であるキム・ラッカー氏は、「取締役会によるスコットの任命は、熟慮に熟慮を重ねた後継者計画のプロセスの集大成です。取締役会は、スコットの指揮の下、セラニーズが長期的な成功を収めることを期待しています。」と述べています。 ラッカー氏はさらに、「取締役会を代表して、過去5年間にわたるロリのリーダーシップと多大な貢献に感謝します。ロリが指揮を執ることで、セラニーズは競争力を強化しながら、厳しいマクロ環境を乗り越えてきました。私たちは、彼女の次の章での成功を祈っています。」と続けました。
スコット・A・リチャードソン氏について スコット・リチャードソン氏は、2018年2月よりエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高財務責任者を務めた後、2023年11月8日にセラニーズ・コーポレーションのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高執行責任者に就任しました。それ以前は2015年12月よりエンジニアード・マテリアルズ事業のシニア・バイスプレジデントとして、戦略、製品・事業管理、企画・ポートフォリオ開発、パイプライン管理をグローバルで担当していました。それ以前は、2011年からアセチル・チェーン事業のバイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーを務めていました。 リチャードソン氏は、2005年にセラニーズに入社以来、アセチルス・グローバル・コマーシャル・ディレクター、インベスター・リレーションズ・マネージャー、アセチルス・ビジネス・アナリシス・マネージャー、ポリオール・溶剤ビジネスライン・コントローラーなどの職務を経験しました。 セラニーズに入社する前は、アメリカン航空社でさまざまな財務、業務、指導的役割を担いました。ウェストミンスター・カレッジで会計学の学士号、テキサス・クリスチャン大学で経営学の修士号を取得しています。
エドワード・G・ガランテ氏について エドワード・ガランテ氏は2012年にセラニーズ取締役に選出されました。国際的な石油・ガス会社であるエクソンモービル・コーポレーションのシニア・バイスプレジデント兼経営委員（2001～2006年）、エクソンモービル・ケミカル・カンパニーのエグゼクティブ・バイスプレジデント（1999～2001年）を歴任しました。それ以前は、同社で30年以上にわたりさまざまな経営管理職を歴任しました。 環境・産業サービスの大手プロバイダーであるクリーン・ハーバーズ社の社外取締役、総合ダウンストリームエネルギー企業の大手であるマラソン・ペトロリアム・コーポレーションの社外取締役を務めており、過去には産業ガス・エンジニアリング企業の大手であるリンデ社の社外取締役を務めました。 ガランテ氏はノースイースタン大学で土木工学の学士号を取得しています。
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