化学および特殊材料を提供するグローバル企業であるセラニーズ・コーポレーション(NYSE:CE)は2020年1月30日、2019年度のGAAP希薄化後1株当たり利益を6.89ドル、調整後1株当たり利益を9.53ドルと発表しました。通年の純売上高は、2018年度から単価が7%下落、販売数量が3%減少したため、63億ドルでした。2019年の需要の低迷と広範な業界の在庫調整にもかかわらず、全セグメントで、新しいビジネス機会の獲得、生産性向上を目指した取り組みの実施、堅実なパフォーマンス達成に向けたハイリターン投資運用を中心とする管理可能な措置を実行しました。セラニーズは、15億ドルの堅調な営業キャッシュフロー、11億ドルのフリーキャッシュフローを生み出しました。セラニーズは2019年度に株主に過去最高の13億ドルを還元しました。これは配当3億ドルと自社株買い10億ドルで構成されます。2019年度中、セラニーズは発行済み株式総数の7%を買い戻しました。主として生産性向上を目指した取り組みや資本運用などの追加の管理可能な措置に基づいて、2019年度の市場環境から際立った改善は想定していませんが、2020年の調整後利益は1株当たり約11ドルに達すると予想しています。
セラニーズは、第4四半期のGAAP希薄化後1株当たり利益0.35ドル、並びに調整後1株当たり利益1.99ドルも達成しました。同四半期のGAAP希薄化後1株当たり利益と調整後1株当たり利益との差は、主として、年金資産の時価評価調整、欧州委員会の調査に関連する引当金、クリアレイクでの事故を含む特定の項目によるものでした。
「世界的な需要の低迷に裏打ちされ、2019年度を通じて大きな課題が多々ありましたが、当社の経営陣はセラニーズ史上2番目に堅調な業績を達成し、柔軟な対応能力を発揮しました。この環境にあって、強固な生産性向上を目指した取り組みとハイリターンの資本運用により、これらの課題を乗り越え、2020年度以降の長期的な成長目標を達成するための体制を維持することができました」と、最高経営責任者ロリ・ライアーカーク氏は述べています。
2019年第4四半期および通期 - 財政面のハイライト:
3カ月
2019年12月31日
2019年9月30日
2018年12月31日
(未監査)
(単位: 100万ドル, 1株当たりデータを除く)
純売上高
エンジニアード マテリアルズ
539
591
622
アセテート トウ
148
158
161
アセチル チェーン
771
867
936
セグメント間消去
(26
)
(30
合計
1,432
1,586
1,689
1年 12月31日終了
2019年
2018年
(未監査)
2,386
2,593
636
649
3,392
4,042
(117
(129
6,297
7,155
2019年 12月31日
2019年 9月30日
2018年 12月31日
営業利益(損失)
88
111
95
22
34
19
108
180
211
その他の活動
(150
(65
(66
68
260
259
(単位: 100万ドル, 1株当たりデ
446
460
52
130
678
1,024
(342
(280
834
1,334
純利益(損失)
45
265
101
調整後 EBIT(利払前、税引前利益)(1)
136
154
150
54
71
53
144
191
215
(31
(40
(25
303
376
393
持分利益、費用-配当所得、その他の収益(費用)
41
49
24
27
25
調整後EBITDA (利払前、税引前、償却前利益)(1)
387
458
471
1株当たり利益 (希薄化後) - 継続事業
$
0.35
2.17
0.73
1株当たり利益 (希薄化後) - 合計
0.36
2.13
0.75
調整後1株当たり利益(1)
1.99
2.53
2.38
投資活動によるキャッシュフロー
(168
(82
(98
財務活動によるキャッシュフロー
(199
(299
(526
営業活動によるキャッシュフロー
326
397
363
フリー キャッシュフロー(1)
179
315
261
______________________________
(1) 下記「US GAAP以外の財務指標(Non-US GAAP Financial Measures)」を参照。
858
1,213
621
694
268
273
727
1,022
(140
(137
1,476
1,852
168
219
112
116
1,805
2,168
6.89
8.95
6.84
8.91
9.53
11.00
(493
(507
(935
(1,165
1,454
1,558
1,074
1,198
2019年度事業概況
エンジニアード マテリアルズの純売上高は、販売数量の5%減、為替の逆風による3%減の影響で2018年度比8%減の24億ドルとなりました。プロジェクト見込み案件で引き続き年間4,000件を超える実現化を収め、狙いを定めた商用化を推進した結果、全体的な需要の後退、業界の在庫調整、および第4四半期事前予想よりも季節的要因で軟調な推移による2019年の数量と価格の逆風を大部分相殺できました。同事業のGAAP営業利益は446百万ドル、調整後EBITは621百万ドルとなりました。同事業のGAAP営業利益は前年同期比で3%の減少でしたが、調整後EBITは11%減少しました。これは主に、関連会社の利益が予想を下回り、前年度比23%減となったためです。関連会社を除くエンジニアード マテリアルズのベース事業の推進により、需要低迷の大部分を消化し、ベース事業では通期の調整後EBITマージンを2018年度比で70ベーシスポイント高い19%に増大しました。
アセチル チェーンの2019年度の純売上高は前年度比16%減の34億ドルとなりました。2019年度の販売数量は、世界規模の生産ネットワークと調達能力を発揮してクリアレイクの停止による影響の大部分を埋め合わせることができたため、前年比で1%減となりました。特に酢酸における需要低迷、供給制限、削減活動の制約により、世界の産業利用が低下したため、単価は2018年度の水準から13%減となりました。大幅な単価低下の逆風にもかかわらず、アセチル チェーンのGAAPベースの営業利益は6億7800万ドル、調整後EBITは7億2700万ドルとなり、20%以上の利益率で基礎利益の増加を継続しました。2019年度全体で、アセチル チェーンは酢酸から酢酸ビニルモノマー(VAM)およびエマルションに移行し、アセチルバリューチェーンで8%以上のトン増の川下工程となりました。加えて、同事業は2019年度に地域の売上構成を徹底的に最適化し、アジアへの売上構成比を減少させ、単価急落が少ない西半球での販売数量を増加させました。グローバルネットワークと統合された製品チェーン全体で柔軟性を最大限に発揮することにより、同事業は極めて高水準価値の商機を獲得することにより、数年度にわたって持続的な収益性を確保しています。
アセテート トウの2019年度のGAAP営業利益は52百万ドル、調整後EBITは 268百万ドルとなりました。同年度の純売上高は、前年比ほぼ横ばいの単価、並びに長期需要の緩やかな継続的低下による販売数量2%減を反映し、636百万ドルとなりました。需要低下にかかわらず、生産性向上を目指した取り組みが寄与し、同事業の安定した利益特性が引き続き認められます。2019年度の関連会社からの配当金は、前年度と概ね一致する1億1,200万ドルでした。
最近のハイライト
2019年第4四半期事業概況
エンジニアード マテリアルズの第4四半期の純売上高は、前年同期比9%減の5億3,900万ドルとなりましたが、これは連続的な販売数量の減少によるものです。第4四半期の販売数量減少の逆風は、主として西半球の高い季節変動が予想を上回るものであったことに起因し、過去数年間にわたるアジアの連続的収益成長をもっても埋め合わせることはできませんでした。その他の際立った動向としては、資本財の製造に使用する製品の需要の低下や、ゼネラルモーターズの自動車工場労働者ストライキの解決後の予想よりも遅い立ち上げなどが、第4四半期の販売数量をさらに圧迫しました。同事業の第4四半期のGAAPベースの営業利益は8,800万ドル、調整後EBITは 1億3,600万ドルとなり、それぞれ16.3%および25.2%の利益率となりました。同事業は高水準のビジネスを維持していたため、厳しい需要の動向にもかかわらず、第3四半期にかけて単価水準を維持し、結果として前年同期比を上回る利益率を確保できました。関連会社は、第4四半期に4,500万ドルの利益に寄与し、400万ドルの連続改善を達成しました。
アセチル チェーンの第4四半期の純売上高は7億7100万ドルで、これは主に通常の冬の季節性とクリアレイク事故の影響による販売数量の11%の連続的な減少によるものです。第4四半期のGAAP営業利益は1億800万ドルで、クリアレイク事故の影響が6,000万ドル近くに及んだことが反映されています。調整後EBITは1億4,400万ドルで、損失量と調達コストの最小化への取り組みにより約2,000万ドルの影響に収まりました。クリアレイクの一酸化炭素(CO)ユニットの復旧、再開は第4四半期中旬に完了し、現場のすべての生産ユニットは再びフル稼働しています。クリアレイクの産業供給が限定的なのにもかかわらず、第4四半期の酢酸の業界価格は引き続き低下し、同事業は酢酸ビニルモノマー(VAM)およびエマルションへのシフトを継続し、前年同期比6トン増の川下工程を配置しました。業界の動向に対応したグローバルネットワークの活性化により、アセチル チェーンは、クリアレイク事故と年末の季節変動の固有の影響を考慮して、第4四半期も一貫して収益パフォーマンスを向上させました。
アセテート トウの第4四半期におけるGAAP営業利益は2,200万ドル、また調整後EBITは5,400万ドルとなりました。当四半期の収益は前年同期と変わらず、関連会社の配当金を含む特定のタイミング要因により、順次減少しました。販売単価は前年同期比で安定していました。アセテート トウは、第4四半期にメキシコのオコトランにある生産設備の操業停止を終了し、2020年度の堅調な収益パフォーマンスサポートに向けた節約に貢献しました。
キャッシュフローおよび税金
セラニーズの2019年度の営業キャッシュフローは15億ドル、フリーキャッシュフローは11億ドルでした。 2019年度の資本的支出は3億7,000万ドルで、世界的な酢酸再構成プロジェクトを主因に、前年度比約3,000万ドル増加しました。2019年度に株主に還元した金額は過去最高の13億ドルとなりました。その内訳は自社株買いが10億ドル、現金配当が3億ドルでした。セラニーズは第4四半期に2億2,500万ドルの自社株買戻しを完了し、2019年末現在の自社株買い戻し承認の残高は12億ドルとなっています。2019年度の実効US GAAP税率は、前年度の19%に対して13%でした。これは主として国内と海外の税源のなかで米国収益の源泉徴収の変更、第4四半期に発行された新しい財務ガイダンス、並びに当年度の見積もり外国税額控除の利用と評価性引当金の計上による影響に起因します。 2019年度の調整後1株当たり利益の税率は、外国税額控除に影響を与えている上記要因により、前年比1%減の13%でした。
今後の展望
「第4四半期の需要水準が予想よりも低かったため、2019年度と比べて2020年の需要状況が大幅に改善することは期待できません。当社は、当社が制御できる要因をパワーとして1株当たり11ドルの2020年度調整後利益を達成するために、同年度の大幅なテコ入れ経費の増加を相殺できるよう組織的に取り組んでいます。2020年度の調整後1株当たり利益は、生産性と資本運用からの累積リターン、および上半期に全額計上するアセチル チェーンとエンジニアード マテリアルズルの約7,000万から8,000万ドルのテコ入れ経費の結果として改善半ばとなるはずです。当社の経営陣は、この成長目標を達成する上で極めて重要な無数のプロジェクトや取り組みの実行に組織のあらゆるレベルで懸命に努めています」と、最高経営責任者ロリ・ライアーカーク氏は展望しています。
当社では、時価評価の年金損益などの特定の項目の予測が現実的ではないため、不合理な努力なしには予想調整後1株当たり利益をUS GAAP希薄化後1株当たり利益に合わせて調整することができません。第4四半期および2019年度の通期業績に関する当社からの公式発表は、2020年1月30日の市場の立合時間終了後、investors.celanese.comのウェブサイトの財務情報/財務諸表ライブラリ(Financial Information/Financial Document Library)に掲載いたします。US GAAP以外の財務指標(Non-US GAAP Financial Measures)は、当社のウェブサイトに掲載するUS GAAP以外の財務指標および補足情報(Non-US GAAP Financial Measures and Supplemental Information)に記載いたします。下記「US GAAP以外の財務指標(Non-US GAAP Financial Measures)」を参照してください。
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セラニーズ・コーポレーションは、主要産業や民生用途の大半に使用されている差別化された化学ソリューション及び機能性素材を製造する世界的な化学品リーダーです。セラニーズの各事業部は化学、技術、ビジネスに関するグローバルなノウハウを最大限に活用し、顧客、従業員、株主、企業にとっての価値を創出しています。また顧客のパートナーとして各社の最も重要なビジネス ニーズを満たしながら、「セラニーズ基金」を通じて地域社会や世界に貢献すべく努力しています。セラニーズは米国テキサス州ダラスを拠点とし、世界に約7,700名の従業員を擁しています。2019年度の売上高は63億米ドルです。セラニーズおよびその製品の詳細はウェブサイト www.celanese.com。
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本リリースには、「将来の見通しに関する記述」が含まれている場合があります。これらの記述には、セラニーズの計画、目的、目標、戦略、将来の売上や業績、設備投資、資金需要、その他履歴情報ではない情報が含まれます。将来の見通しに関するすべての記述は、現時点における期待や信念、様々な推測に基づくものです。セラニーズがこれらの期待内容を実現する、またはその信念が正しいことが実証されるという保証はありません。本リリースの将来の見通しに関する記述で表現されている結果または暗示されている結果は、様々なリスクおよび不確定要素によって、実際の結果と実質的に異なる場合があります。これらのリスクおよび不確定要素には、セラニーズが事業を展開している国や地域の経済環境全般、事業環境、政治環境、規制環境の変化、製品および産業のビジネス サイクルの長さと深さ (特に自動車、電気、繊維、電子、建設業界)、原材料の価格および入手可能性の変化 (特にエチレン、メタノール、天然ガス、木材パルプ、燃料油の需給および市場価格)、電気および他のエネルギーの価格、原材料価格の増加を顧客価格へ反映させる能力または値上げにより利幅を改善する能力、プラント稼働率を維持する能力および予定済みの生産能力の追加および拡張を実現する能力、現在の製造原価のレベルを削減または維持する能力および既存のプラントの技術的改善により生産性を向上させる能力、価格競争の激化および他社による競合製品の導入、セラニーズが提供するテクノロジーの市場における受入状況、セラニーズが許容できる条件およびスケジュールでの当局からの許可の取得および施設の建築の可能性、セラニーズの製品や技術に認められている知的財産権および他の法的保護のレベルの変化またはかかる知的財産の盗難、コンプライアンスおよび他のコストおよび事故、原材料供給源の停止、サイバー攻撃、テロ攻撃、政治情勢の不安定、他の予測できない出来事や施設の建造または稼動の遅延 (地政学的状況、戦争の発生、テロ攻撃による結果、または天候や自然災害による結果を含む)による生産または操業の潜在的な停止や中断、既存または将来の環境法規に伴う是正措置に対する潜在的責任およびコストの増加 (気象変動に関連する法規を含む)、セラニーズが事業を展開している国における係争中の訴訟または将来の訴訟もしくは法律、規制、政府の政策の変更により生じる潜在的責任、為替レートおよび利息の変動、セラニーズによる事業への追加投資や資金調達の能力を損なう、または経済環境や化学品業界の変化に対応するセラニーズの能力を制限する恐れのあるセラニーズの負債レベル、その他セラニーズが時宜に応じて米国証券取引委員会 (SEC) に提出するレポートに記載されている様々な要素が含まれますが、これらのみに限られるものではありません。将来の見通しに関するすべての記述は、記載日現在についてのみ記述されたものであり、セラニーズは記述日現在以降の出来事や状況を反映させるため、もしくは予想されたまたは予想外の出来事や状況の発生を反映させるために、将来の見通しに関するいずれの記述についても一切更新する義務を負いません。
GAAP以外の財務指標(Non-GAAP Financial Measures)
表示
本文書は、セラニーズの3つの事業セグメントである、エンジニアード マテリアルズ、アセテート トウ、およびアセチル チェーンを示しています。
US GAAP以外の財務情報の使用
本リリースでは、調整後EBIT、調整後EBIT利益率、営業EBITDA、調整後1株当たり利益、およびフリーキャッシュフローという、 US GAAP以外の指標を使用しています。これらの指標は、US GAAPに従って認識されていないため、US GAAPの業績または流動性の指標に代わるものと見なされるべきではありません。調整後EBITおよび営業EBITDAについてセラニーズの連結財務諸表でUS GAAPに従って最も直接的に比較することができる財務指標は、セラニーズ・コーポレーションに帰属する純利益(損失)です。調整後EBIT利益率については営業利益率、調整後1株当たり利益については、セラニーズ・コーポレーションに帰属する継続事業による1株当たり希薄化後利益(損失)、フリーキャッシュフローについては、営業活動によって使用された純現金が相当します。
US GAAP以外の財務指標の定義
US GAAP以外の財務指標の調整s
本プレスリリースで使用されているUS GAAP以外の財務指標と比較可能な米国GAAP財務指標との調整表は、US GAAP以外の財務指標の目的と使用に関する情報とともに、US GAAP以外の財務指標および補足情報(Non-US GAAP Financial Measures and Supplemental Information)に記載されています。 2020年1月30日、またはその前後にSECに提出したフォーム8-Kの最新報告書(Current Report)の付属文書として提出したこの文書は、セラニーズのウェブサイト、investors.celanese.com 財務情報/財務諸表ライブラリ(Financial Information/Financial Document Library)からも入手可能です。
未監査の業績
本リリースの業績は、比較可能な基準で業績を表示するために行われた調整とともに監査されておらず、経営陣に提供した内部の財務データに基づいています。四半期ごとの業績は、その後の期間または通期について報告される経営成績の指標としてとらえるべきではありません。
補足情報
セラニーズの過年度の業績に関する追加情報は、セラニーズのフォーム10-Qの四半期報告書およびUS GAAP以外の財務指標および補足情報(Non-US GAAP Financial Measures and Supplemental Information)の文書に記載されています。
本文はセラニーズ・コーポレーションが2020年1月30日にオフィシャルホームページ上で公表した次のニュースリリースの和訳です。 万が一、内容に齟齬がある場合は、原文(英語)を正式なものとして取り扱います。
https://investors.celanese.com/websites/celanese/English/3042/news-detail.html?news_id=5247712696847406
Consolidated Statements of Operations - Unaudited
Three Months Ended
December 31, 2019
September 30, 2019
December 31, 2018
(In $ millions, except share and per share data)
Net sales
Cost of sales
(1,116
(1,172
(1,269
Gross profit
316
414
420
Selling, general and administrative expenses
(125
(120
(134
Amortization of intangible assets
(6
Research and development expenses
(17
(18
Other (charges) gains, net
(102
(7
—
Foreign exchange gain (loss), net
2
(1
(2
Gain (loss) on disposition of businesses and assets, net
(3
Operating profit (loss)
Equity in net earnings (loss) of affiliates
48
Non-operating pension and other postretirement employee benefit (expense) income
(71
17
(139
Interest expense
(28
(27
Refinancing expense
Interest income
1
Dividend income - equity investments
Other income (expense), net
5
Earnings (loss) from continuing operations before tax
323
174
Income tax (provision) benefit
3
(53
(76
Earnings (loss) from continuing operations
44
270
98
Earnings (loss) from operation of discontinued operations
4
Income tax (provision) benefit from discontinued operations
Earnings (loss) from discontinued operations
(5
Net earnings (loss)
Net (earnings) loss attributable to noncontrolling interests
Net earnings (loss) attributable to Celanese Corporation
43
263
99
Amounts attributable to Celanese Corporation
42
96
Earnings (loss) per common share - basic
Continuing operations
2.18
Discontinued operations
0.01
(0.04
0.02
Net earnings (loss) - basic
2.14
Earnings (loss) per common share - diluted
Net earnings (loss) - diluted
Weighted average shares (in millions)
Basic
120.3
122.7
131.2
Diluted
120.9
123.3
132.1
Year Ended December 31,
2019
2018
(4,691
(5,183
1,606
1,972
(483
(546
(24
(67
(72
(203
9
7
182
233
(20
(62
(115
(4
6
113
117
(8
8
988
1,510
(124
(292
864
1,218
852
1,207
1,212
6.93
9.03
(0.05
6.88
8.99
123.9
134.3
124.7
135.4
Consolidated Balance Sheets - Unaudited
As of December 31,
(In $ millions)
ASSETS
Current Assets
Cash and cash equivalents
463
439
Trade receivables - third party and affiliates, net
850
1,017
Non-trade receivables, net
331
301
Inventories
1,038
1,046
Marketable securities
40
31
Other assets
Total current assets
2,765
2,874
Investments in affiliates
975
979
Property, plant and equipment, net
3,713
3,719
Operating lease right-of-use assets
203
Deferred income taxes
84
338
290
Goodwill
1,057
Intangible assets, net
312
310
Total assets
9,476
9,313
LIABILITIES AND EQUITY
Current Liabilities
Short-term borrowings and current installments of long-term debt - third party and affiliates
496
561
Trade payables - third party and affiliates
780
819
Other liabilities
461
343
Income taxes payable
56
Total current liabilities
1,754
1,779
Long-term debt, net of unamortized deferred financing costs
3,409
2,970
257
255
Uncertain tax positions
165
Benefit obligations
589
564
Operating lease liabilities
181
223
208
Commitments and Contingencies
Stockholders' Equity
Treasury stock, at cost
(3,846
(2,849
Additional paid-in capital
254
Retained earnings
6,399
5,847
Accumulated other comprehensive income (loss), net
(300
(247
Total Celanese Corporation stockholders' equity
2,507
2,984
Noncontrolling interests
391
395
Total equity
2,898
3,379
Total liabilities and equity