マーク・ロアーが執行取締役会会長に、ロリ・ライヤーカーク氏がCEOに就任
グローバルテクノロジーと機能性材料を提供するセラニーズ・コーポレーション(NYSE:CE、本社:テキサス州ダラス市、以下「セラニーズ」)は、会長兼CEOのマーク・ロアーが執行取締役会会長に就任し、後任のCEOにはロリ・ライヤーカーク氏が就任することを発表しました。取締役会による長い人選作業の末に、ロアーの後任に任命されたライヤーカーク氏は5月1日付けで正式にCEOに就任し、同時にセラニーズ取締役会のメンバーとなります。
一方、ロアー会長はCEO退任後もセラニーズ株主の利益を代表して戦略策定の指導に関わり当社の2020年に向けた成長戦略実現に向けて監督権を行使する一方で、ライヤーカーク氏と連携してスムーズなCEO業務の引き継ぎにあたります。
ライヤーカーク氏はグローバル企業の経営幹部として、企業価値の創出に関わる豊富な実績を有しています。これまで35年にわたって、米国、欧州、アジアの数々の大手石油化学メーカーや石油精製企業の最高幹部の任につき、直近の実績としては、2010年にロイヤルダッチシェルに迎えられ、グローバル生産部門執行副社長として同社の世界中の石油生産・精製施設と3万人の従業員・下請け業者の経営管理に携わりました。またそれ以前にはエクソンモービルに24年間在籍し、経営、戦略、オペレーション全般にわたって数々の重要な役職を経験しました。その他ヘス・コーポレーションにも在籍経験があります。ライヤーカーク氏はアイオワ州立大学で化学工学の理学士号を取得しています。
「グローバルな企業経営と高度な技術戦略、世界のエンジニアリングおよびサプライチェーンシステムの管理における彼女の豊富な実績は、当社が今後急成長しグローバルに事業拡大するための機会を促進し、セラニーズの企業使命を実現することでしょう。彼女は人材の開発育成においても優れた手腕を示しており、ハイパフォーマンスかつ多様な企業文化の中で優れた才能を発掘し育成するその情熱は注目に値します。彼女の類まれなリーダーシップと多彩な実績はセラニーズがこれまで築き上げてきたものに正に適任です。彼女を歓迎するとともに、互いに協力して成長戦略を推し進めていくことに期待しています」とロアー会長は述べています。
一方、ライヤーカーク氏は以下のようなコメントを寄せています。「今回セラニーズに迎えていただいて非常に光栄に思います。これから皆さんと共に歩むのを楽しみにしております。セラニーズの実行力と革新性、また安全と環境を重視するゆるぎない企業姿勢には常に注目し高く評価してきました。ロアー会長らがこれまで築き上げてきた偉大な企業文化を更に前進させ、株主の皆様の期待に応えるべく一層の実績強化と成長を目指します」
セラニーズについて
セラニーズ・コーポレーションは、現在主要な産業や消費財の多くに用いられている、優れた化学ソリューションや機能性素材の製造における世界的なテクノロジーリーダーです。化学、技術、ビジネスに関する当社のグローバルなノウハウを最大限に活用し、顧客、従業員、株主にとって、ひいては会社自体にとっての価値創出に取り組んでいます。顧客と協力して非常に重要な課題の解決に取り組む一方、「セラニーズ基金」を通じて地域社会や世界に貢献すべく努力しています。セラニーズは、米国テキサス州ダラスを拠点に、世界中に約7,700名の従業員を擁し、2018年には72億ドルの売上高を計上しています。セラニーズ・コーポレーションおよびその製品の詳細については、当社ウェブサイト www.celanese.com。
本件に関するお問い合わせ先:
セラニーズジャパン株式会社 Tel: 03-6280-5285 info.general.jp@celanese.com
将来の見通しに関する記述(Forward-Looking Statements)
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