拡大により世界最大のPOM製造工場が誕生
ダラスおよびフランクフルト--(ビジネスワイヤ)--グローバルテクノロジーと機能性材料を提供するセラニーズ・コーポレーション(NYSE:CE)は、ドイツのフランクフルトの工業団地Industriepark Höchst(IPH)施設にある同社のポリオキシメチレン(POM)生産ユニットの資本効率に優れたデボトルネッキング(手直し増強)を発表し、グローバルエンジニアードマテリアル事業の継続的な成長を後押しする考えを示しました。
最高執行責任者のスコット・サットンは次のように述べています。「高度な機能性ポリマーの増産を支援する今回の生産力拡大によって、POMなどの高度なエンジニアードマテリアルの製造およびコンパウンドにおいて、セラニーズは今後もリーダーシップを発揮して参ります。引き続き顧客と連携していくことで、高まる一方の顧客のニーズに応え、高性能ポリマーの複雑な変化に対応する革新的なソリューションを提供します。」セラニーズによると、IPHユニットの生産能力を20キロトン拡大する見込みで、このユニットは世界最大かつ最も効率的なPOM工場になります。
「世界各地に生産拠点を擁することで、ポリアセタールの生産量と生産能力をグローバルに拡大し、世界最大のポリマーおよび化学物質拠点の効率的な運用に必要なノウハウを、セラニーズはこれからも提供いたします。IPH POMユニットのデボトルネッキングでは、世界的な顧客需要への対応能力だけではなく、世界レベルのプロジェクトと拡張を可能にするエンジアリング能力の知識とノウハウも示していきます」とグローバル製造部長のジョン・モーティマーは述べています。
セラニーズは、今後18~24か月のうちに、IPH拠点でのPOMデボトルネッキングプロジェクトを完了する予定です。プロジェクトの財務情報は現時点では公開されていません。
セラニーズについて
セラニーズ・コーポレーションは、主要な産業や消費財の多くに用いられている、優れた化学ソリューションや機能性素材の製造における世界的なテクノロジーリーダーです。セラニーズの事業では、化学、技術、ビジネスに関する当社のグローバルなノウハウを最大限に活用し、顧客や従業員、株主、企業にとっての価値を創出しています。顧客と連携して喫緊の課題の解決に取り組む一方で、「セラニーズ基金」を通じて地域社会や世界に貢献すべく取り組みを行っています。セラニーズは、米国テキサス州ダラスを拠点に、世界中に約7,700名の従業員を擁し、2017年には61億ドルの売上高を計上しています。セラニーズ・コーポレーションおよびその製品の詳細については、当社ウェブサイト(www.celanese.com)。
すべての登録商標は、Celanese International Corporationまたはその関連会社が所有しています。
本件に関するお問い合わせ先:
セラニーズジャパン株式会社 担当:滑川武博 Tel: 03-6280-5285 info.general.jp@celanese.com
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