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セラニーズ、世界的な生産能力拡張を発表 エンジニアード マテリアルズ事業の大幅な成長をサポート

10 24, 2017 

―コンパウンド製品、LFT製品、UHMW-PE製品を対象として―

グローバルテクノロジーと機能性材料を提供するセラニーズ・コーポレーション(NYSE:CE、本社:米国テキサス州ダラス市、以下「セラニーズ」) は、この度エンジニアード マテリアルズ事業の大幅な成長を支えるため、世界的なコンパウンド製品及び特定製品の製造施設の生産能力拡張プランを発表しました。

セラニーズのエンジニアード マテリアルズ事業部シニア バイスプレジデント、スコット・リチャードソン(Scott Richardson)は次のように述べています。「医療、自動車、消費財、電子機器といった主要産業で機能性材料に対する世界的な需要が高まる中、セラニーズは顧客と共に、世界中の消費者が日常的に使用する製品に使われている革新的材料を提供しています。いくつかの施設で予定されている生産能力拡張及び近年の買収によって、増えゆく多様な顧客ベースを引き続きサポートすると共に、複合機能性材料、長繊維熱可塑性プラスチック、長高分子ポリエチレンに対するニーズの高まりに応えることが可能になります」

セラニーズのグローバル製造ネットワークで計画している拡張は次の通りです。

1. コンパウンド生産能力の拡張

  • アジアでは、南京(中国)のプラントに2つの製造ラインを追加、また先頃買収した蘇州(中国)のプラントに1つの製造ラインを追加。
  • 北米/中南米では、フローレンス(米国ケンタッキー州)のプラントに2つの製造ラインを追加、またビショップ(米国テキサス州)のコンパウンド生産能力を拡張。
  • 欧州では、先頃買収したフォルリ(イタリア)のプラントに、新たに製造ラインを追加。

セラニーズは、これらの新しい製造ラインおよび拡張によってコンパウンドの生産能力を年間約50~60ktほど高められると考えています。 また、全世界の既存製造ラインのボトルネックを解消することで、さらに年間10~15ktのコンパウンド材料の増産を見込んでいます。

2. Celstran® LFT生産能力の拡張

  • 北米/中南米では、新しいCelstran®長繊維熱可塑性プラスチック(Long-Fiber Thermoplastics: LFT)の製造ラインをミネソタ州ウィノナのプラントに設置すると共に、同プラントの既存の製造ラインのボトルネック解消が進行中。

この拡張および既存LFT製造ラインのボトルネック解消によってさらに年間9ktの増産を見込んでいます。

3. GUR® UHMW-PEの生産能力の拡張

  •  アジアでは、南京(中国)のプラントに1つの超高分子ポリエチレン(Ultra-High Molecular Weight Polyethylene: UHMW-PE)の製造ライン設置を計画中。 この新しい製造ラインによって新しいGUR® UHMW-PE製品の生産能力を年間約15kt高められると考えています。

これらのプロジェクトは2018~2019年に完了する見込みで、現時点において財務の詳細は開示していません。

[Celaneseについて]

セラニーズ・コーポレーションは、主要産業や消費財の大半に使用されている差別化された化学ソリューション及び機能性素材の製造における世界的なテクノロジーリーダーです。2つの中核事業であるアセチルチェーンとマテリアル ソリューションズは当社のグローバルな化学、技術、ビジネスノウハウを最大限に活用し、顧客や企業に価値を創出しています。顧客と提携して彼らの最も重要な課題の解決に取り組む一方、「セラニーズ・ファンデーション」を通じて地域社会や世界にプラスの効果をもたらすべく貢献しています。セラニーズは米国テキサス州ダラスを拠点とし、世界に約7,500名の従業員を擁しています。2016年度の売上高は54億米ドルです。セラニーズおよび製品の詳細はウェブサイト (www.celanese.co.jp) 、またはブログ(www.celaneseblog.com 英語のみ) をご覧ください。すべての登録商標は、Celanese International Corporationまたはその関連会社が所有しています。Fortron®はFortron Industries LLCの登録商標で、セラニーズ・コーポレーションがライセンスしています。


本件に関するお問い合わせ先:

セラニーズジャパン株式会社
担当:滑川武博
Tel: 03-6280-5 5285
info.general.jp@celanese.com

将来の見通しに関する記述 (Forward-Looking Statements)

本リリースには、「将来の見通しに関する記述」が含まれている場合があります。これらの記述には、セラニーズの計画、目的、目標、戦略、将来の売上や業績、設備投資、資金需要、その他履歴情報ではない情報が含まれます。本リリースで使用される「展望」「予測」「見積もる」「予定する」「予期する」「推定する」「計画する」「企図する」「信ずる」ならびにそれらのバリエーションや類似の表現は将来の見通しに関する記述を識別する目的で書かれたものです。将来の見通しに関するすべての記述は、現時点における期待や信念、様々な推測に基づくものであり、株式取得の発表を含みます。それによって、セラニーズやその顧客が利益を得る、またはその見込みの正確性を証明するというような保証は一切ありません。様々なリスクおよび不確定要素によって、実際の結果が、今回の買収を含め、本リリースに含まれる将来の見通しに関する記述と実質的に異なる場合があります。セラニーズが制御不能な多くの要因によって、実際の結果が、将来の見通しに関する記述で表現されたものと著しく異なる結果となる可能性があります。それ以外のリスク要因としては、証券取引委員会に提出するレポートに記載されている様々な要素も含まれます。将来の見通しに関するすべての記述は、記載日現在についてのみ記述されたものであり、セラニーズは記述日現在以降の出来事や状況を反映させるため、もしくは予想されたまたは予想外の出来事や状況の発生を反映させるために、将来の見通しに関するいずれの記述についても、一切更新する義務を負いません。

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